2008年 04月 15日
停電騒ぎ |
あれは・・・ 木曜日の朝方2時ごろのこと。 前日から「雷雨警報」やら「竜巻注意報」やら、物騒な気象警報が出ていたのだけれど、夜中過ぎ、ものすごい音を伴う嵐がやってきた。 コドモたちも怖がってワタシのベッドにやって来て、所狭しと「川」の字状態で(いや、厳密に言えば「川」じゃないな・・・ 4人並ぶと何て言うんだろ?)眠っていたところ、連続花火のような絶え間ないの稲妻&雷。 その頃になると、ゴォォォーッという嫌な音までし始めて、本当に竜巻でも起きそうな嫌な予感。 すると、裏庭から「バキッ!」という大きな音が聞こえ、パチッ・・・ いや、アメリカってね、文化大国というイメージがあるけれど、結構よく停電するのですよ。 だから、あぁ、また停電・・・ なんて不安ながらも眠りにつき、翌朝起きてみると、あれ? まだ停電してる。 急いで裏庭に出てみると・・・
ありゃ~! ウチの庭にある木の中で一番大きな樫の木が、ものの見事に真っ二つ・・・
それも、裏の住人さんとの間にある大きな電線に被さって、両脇にある電柱までコチラに向かって歪んでいるではありませんか?!
停電してるので、家の電話も使えず、携帯電話から電力会社に連絡を取る。
「あー、分かりました。 工事を請け負う会社に連絡してスグ伺います。」
う・・・ん、「スグ」って一体いつなんだろう?
結局、夜になっても電力会社の人から連絡もなく、工事の人が庭の木を見に来る訳でもなく、ウチは停電したままなので、冷蔵庫のお肉や卵なんかと一緒に、歩いて15分ほどだけど停電していない義両親の家に避難することに。
金曜日の朝、家に戻ってみるけれど、やっぱり前日と何も変わらないまま・・・
もう一度電力会社に電話:「あのぅ、昨日も電話したんですが、裏庭の大きな樫の木が真っ二つに折れて電線に引っ掛かってるんです。 そのままにすると危険だと思われるんですが・・・」 この「危険」という言葉を持ち出した辺り、自分ではGood Job~♪なんて思っていたのだが・・・ 夫によれば「電線に電気が通ってないのに、危険も"〇ソ"もない」。 ふ~ん、悪うござんしたね。
家に戻ってみるものの、することもないので、近所をぶらぶらドライブ・・・ 1ブロックほど先で電話線の修理工事をしていたので、ちょっと世間話。 電話線工事の人が電気工事と全く関係ないなんて重々承知の上だけど、こういう遣る瀬ないときって誰かと話をしたくなるもの。 そのまま、またぶらぶら徘徊していると・・・ あれ、ウチの近所の人たちがさっきの電話会社の人と立ち話をしている・・・ また一周して戻ってみると、今度は違う近所の人が・・・ その後、近所の人と立ち話して、何と、この辺りではウチの近所2ブロックほどだけが停電していることが判明。
これって、ひょっとして・・・ ウチの樫の木の所為?!
停電って、数時間だと、緊急事態って感じで何となくワクワク楽しかったりするのだけれど(ロウソクの元でごはん食べたりして・・・ね)、数日経つとさすがに嫌気がしてくる。 その上、ウチの裏庭の木の事態を知って、近所の人が入れ替わり立ち代りウチにやって来て「電力会社に連絡を取ってみたか?」「工事の人はいつやって来るのか?」「電気はいつ戻るのか?」・・・ あぁ、みんなウチの木が原因だと思ってるのね。
あ~ぁ、ここまでしつこく電話すると、まるでハラスメントのようだけれど・・・ また電力会社に電話:「あのぅ、近所の人たちがウチにやって来ては、いつ直るのかって聞くんです。 みんなウチの木が原因だと思ってるみたいで・・・」。 電力会社のおねえさん、もうワタシの声を覚えている(当たり前?!)。 申し訳なさそうに「よぉく分かります。 ワタシも工事会社に連絡を取ってるんですが、この一帯で2万件ほどが停電してるんです。」 おぉ、2万件?! この辺りでは、義両親宅も義妹宅も半日ほどで電気が戻ったので、てっきり電力会社の怠慢だと思ってたよ(謝)。
そして、翌日、土曜日の明け方4時ごろ、裏庭でピカピカ光るものが見え、数人でざわざわとやっているのが聞こえる・・・ あ、工事の人だッ! 大袈裟なようだけれど、『タイタニック』で救助に来た人を見つけたときみたいに嬉しかったよ(笑)。
朝6時、作業の人5~6人で、折れた木を切る作業に取り掛かる。 何せ大きい木なので、ちょっとずつ枝を切り落としてゆく何とも辛気くさい作業・・・ お昼前、やっと電線にもたれかかっていた枝の部分を切り落とし、作業の人たち帰って行く。 あれ? 折れてる部分、全部切り落としてくれないの??・・・ って、電力会社の人は停電の原因を取り除くだけだから、当たり前ね(笑)。
その後、電気が戻ったのが午後7時。 オーブンの時計が午前3時を示してるのを見て、あの震災の日(神戸)の記憶がまざまざと蘇った。
かくして約3日間の停電騒動も幕を閉じたのだが、普段、当たり前のように使っている電気。 たまに、こうやって使えない不便さを実感すると、ありがたく感じるなぁ・・・
ありゃ~! ウチの庭にある木の中で一番大きな樫の木が、ものの見事に真っ二つ・・・
それも、裏の住人さんとの間にある大きな電線に被さって、両脇にある電柱までコチラに向かって歪んでいるではありませんか?!
停電してるので、家の電話も使えず、携帯電話から電力会社に連絡を取る。
「あー、分かりました。 工事を請け負う会社に連絡してスグ伺います。」
う・・・ん、「スグ」って一体いつなんだろう?
結局、夜になっても電力会社の人から連絡もなく、工事の人が庭の木を見に来る訳でもなく、ウチは停電したままなので、冷蔵庫のお肉や卵なんかと一緒に、歩いて15分ほどだけど停電していない義両親の家に避難することに。
金曜日の朝、家に戻ってみるけれど、やっぱり前日と何も変わらないまま・・・
もう一度電力会社に電話:「あのぅ、昨日も電話したんですが、裏庭の大きな樫の木が真っ二つに折れて電線に引っ掛かってるんです。 そのままにすると危険だと思われるんですが・・・」 この「危険」という言葉を持ち出した辺り、自分ではGood Job~♪なんて思っていたのだが・・・ 夫によれば「電線に電気が通ってないのに、危険も"〇ソ"もない」。 ふ~ん、悪うござんしたね。
家に戻ってみるものの、することもないので、近所をぶらぶらドライブ・・・ 1ブロックほど先で電話線の修理工事をしていたので、ちょっと世間話。 電話線工事の人が電気工事と全く関係ないなんて重々承知の上だけど、こういう遣る瀬ないときって誰かと話をしたくなるもの。 そのまま、またぶらぶら徘徊していると・・・ あれ、ウチの近所の人たちがさっきの電話会社の人と立ち話をしている・・・ また一周して戻ってみると、今度は違う近所の人が・・・ その後、近所の人と立ち話して、何と、この辺りではウチの近所2ブロックほどだけが停電していることが判明。
これって、ひょっとして・・・ ウチの樫の木の所為?!
停電って、数時間だと、緊急事態って感じで何となくワクワク楽しかったりするのだけれど(ロウソクの元でごはん食べたりして・・・ね)、数日経つとさすがに嫌気がしてくる。 その上、ウチの裏庭の木の事態を知って、近所の人が入れ替わり立ち代りウチにやって来て「電力会社に連絡を取ってみたか?」「工事の人はいつやって来るのか?」「電気はいつ戻るのか?」・・・ あぁ、みんなウチの木が原因だと思ってるのね。
あ~ぁ、ここまでしつこく電話すると、まるでハラスメントのようだけれど・・・ また電力会社に電話:「あのぅ、近所の人たちがウチにやって来ては、いつ直るのかって聞くんです。 みんなウチの木が原因だと思ってるみたいで・・・」。 電力会社のおねえさん、もうワタシの声を覚えている(当たり前?!)。 申し訳なさそうに「よぉく分かります。 ワタシも工事会社に連絡を取ってるんですが、この一帯で2万件ほどが停電してるんです。」 おぉ、2万件?! この辺りでは、義両親宅も義妹宅も半日ほどで電気が戻ったので、てっきり電力会社の怠慢だと思ってたよ(謝)。
そして、翌日、土曜日の明け方4時ごろ、裏庭でピカピカ光るものが見え、数人でざわざわとやっているのが聞こえる・・・ あ、工事の人だッ! 大袈裟なようだけれど、『タイタニック』で救助に来た人を見つけたときみたいに嬉しかったよ(笑)。
朝6時、作業の人5~6人で、折れた木を切る作業に取り掛かる。 何せ大きい木なので、ちょっとずつ枝を切り落としてゆく何とも辛気くさい作業・・・ お昼前、やっと電線にもたれかかっていた枝の部分を切り落とし、作業の人たち帰って行く。 あれ? 折れてる部分、全部切り落としてくれないの??・・・ って、電力会社の人は停電の原因を取り除くだけだから、当たり前ね(笑)。
その後、電気が戻ったのが午後7時。 オーブンの時計が午前3時を示してるのを見て、あの震災の日(神戸)の記憶がまざまざと蘇った。
かくして約3日間の停電騒動も幕を閉じたのだが、普段、当たり前のように使っている電気。 たまに、こうやって使えない不便さを実感すると、ありがたく感じるなぁ・・・
by lalala-la
| 2008-04-15 23:21
| 特別なこと